JAベスト8:東京都少年サッカー連盟8ブロック大会のJA東京カップ

 5年生のJAカップ3回戦2対1の勝利から二時間後の準々決勝、バディ江東に0対5で敗れました。1232のシステムで素晴らしい攻撃型のチームでした。他チームと試合しているバディは明らかにスピディーで対戦前に少し焦りを感じました。その日はあまり使わないスコアボードを出して戦術を伝えました。相手は2バック、3,2又は4,1になり、トップ下選手の降りてボールを受けるうまさと、真ん中の選手のパワー、スキルの高さがありました。エクサは普段3,3,1システムで個人の能力で勝負することをチャレンジさせていましたから、状況に応じた対応能力が求められる場面でどのように判断し行動するか不安と期待をもって臨みました。右サイドの選手に前半は攻撃より真ん中に入り2枚で戦って欲しいと伝えました。試合開始5分で彼は二度も裏に抜けてシュートまで行きました。その後カウンターで失点しました。同点に追いつきたい気持ちのあまりエクサの選手は中盤が薄くなり、相手はトップ下が下がり中盤二枚、横パスからのドリブル突破で2失点、ミドルシュートの3失点、PKの4失点、前半は0対4で折り返しました。後半コーナーキックからの失点、結果的に0対5で試合は終わりました。前半最初の2回の攻撃は選手個人の判断でした。前半は中盤を厚くして守ろうと私は伝えましたが、右サイド選手は攻めに行きました。その2回の攻めは彼の気持ちの表れでそのチャレンジにストップをかける気持ちにはなれません。個のスキルアップと共に戦術面も選手が理解しプレーできるよう日々のトレーニングから取り組むことが課題の一つになりました。点差は開きましたが諦めずに最後まで戦う姿勢は素晴らしい限りでした。5名の5年生が4年生、3年生を引っ張りながら3試合勝ち、ベスト8という結果をもたらした事は、選手たちの自信につながったと思います。そして強豪相手の敗戦の悔しさもまた選手を逞しく成長させるきっかけになるはずです。

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